TIME ORDER · U.S. SESSION TO JAPAN CASH MARKET

米国半導体市場から日本株へ
時系列でつなぐ朝の確認表

米国個別株の動きから、どの半導体分野が強かったかを読みます。その後、SOXと為替、日本の指数・業種を順に照合し、最後に国内の工程・個別銘柄へ絞ります。

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前夜・米国市場|個別株から始める

米国のどの分野に資金が入ったか

設計・AI計算・ネットワーク

NVDAAMDAVGO

AIアクセラレーター、CPU、カスタムASIC、ネットワーク需要。設計株だけの上昇か、製造・テスト・実装にも広がるかを後段で確認。

ファウンドリー・先端露光

TSMASML

先端ロジックの生産・設備投資と、先端ノード投資の背景を確認。装置各社にも買いが波及しているかを見る。

製造装置・検査

AMATLRCXKLAC

AMATは幅広い製造工程、LRCXは主にエッチング、KLACは検査・計測・プロセス制御の温度計。

メモリ・テスト・パワー

MUTERON

メモリ市況、半導体テスト装置、車載・産業向けパワー半導体をそれぞれ別に見る。

記録すること:11銘柄の騰落、強かったグループ、弱かったグループ。米国株全体の上げ下げだけでまとめない。

2
同じ米国セッション|個別株をSOXと照合

SOX上昇は「半導体全体の強さ」か

広がりがある

設計だけでなく、装置・メモリ・テストにも上昇が広がる。日本側でも複数の工程を監視する理由が増える。

一部大型株主導

SOXが上昇していても、NVDAなど一部だけが強く他のグループが弱ければ、業種全体へ強さを外挿しない。

SOXは個別株の動きをまとめて照合する指数。指数の騰落だけでは、どの工程が主導したかは分かりません。

3
米国時間から東京寄り前|為替・先物

USD/JPYと日経先物を重ねる

USD/JPY

米国時間中の円安・円高と、東京寄り前の水準・変化を確認。為替は国内企業や指数の外部環境として扱う。

日経先物

米国半導体株の強さが、日本市場全体の寄り付き環境と同じ方向かを確認。逆方向なら寄り後の反応を慎重に観察。

為替だけを理由に個別半導体株の買いを決めない。米国個別株・SOX・先物と合わせて位置づける。

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東京市場|日本市場 → 指数 → 業種

日本市場で米国の仮説を照合する

市場・指数

  • 日経平均・TOPIXの寄り前と寄り後の方向
  • 日経先物とのギャップ、指数寄与度の偏り
  • 半導体以外の主力業種にも資金が広がっているか

半導体業種

  • 装置、テスト、メモリ、材料・基板のどこが相対的に強いか
  • 一社だけの上昇か、同じ工程の複数銘柄に広がるか
  • 寄り後の出来高と、指数に対する相対的な値動き

国内半導体の広がりを測る監視群

銘柄ごとの値上がり率だけでなく、下の分野ごとに上昇が広がっているかを見ます。日々の騰落率で比較し、円の値幅は比べません。

AI感応度・先端実装

  • アドバンテスト(6857)
  • ディスコ(6146)
  • イビデン(4062)
  • TOWA(6315)

前工程装置・検査

  • 東京エレクトロン(8035)
  • SCREEN(7735)
  • KOKUSAI ELECTRIC(6525)
  • レーザーテック(6920)
  • 東京精密(7729)

メモリ

  • キオクシアホールディングス(285A)

MUとの比較ではDRAM/HBMとNANDの違いに注意。

材料・ウェハー

  • 信越化学工業(4063)
  • SUMCO(3436)
  • 東京応化工業(4186)
  • レゾナック・ホールディングス(4004)

別サイクルとして分ける:車載・産業パワー半導体

  • ローム(6963)
  • 富士電機(6504)
  • 三菱電機(6503)

別テーマとして分ける:データセンター配線

  • フジクラ(5803)
  • 古河電気工業(5801)
  • 住友電気工業(5802)

半導体銘柄ではなく、データセンター設備投資の周辺需要。

見分け方:AI感応度・先端実装の一部だけが強く、前工程装置・メモリ・材料に広がらなければ「AI主導の偏った上昇」寄り。複数の半導体分野で上昇が確認できれば「業種内で広がり」と見る。これは監視用の分類で、必要なら実績を記録して調整します。パワー半導体と配線は別サイクル・別テーマとして数えます。

5
東京市場|テーマ・工程へ絞る

米国個別株から国内の対応先へ

米国で見た動き対応する工程・需要国内の監視銘柄照合ポイント
NVDA・AMD・AVGOAI計算、カスタム半導体、データセンター需要
  • アドバンテスト(6857)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • ディスコ(6146)
  • イビデン(4062)
設計株の上昇が、テスト・製造・実装へ広がるか
AVGOネットワーク・データセンター接続
  • フジクラ(5803)
  • 古河電気工業(5801)
  • 住友電気工業(5802)
半導体そのものではなく、データセンター配線需要の別ルートとして見る
TSM・ASML先端ロジック生産・先端ノード設備投資
  • 東京エレクトロン(8035)
  • SCREENホールディングス(7735)
  • KOKUSAI ELECTRIC(6525)
  • レーザーテック(6920)
  • ディスコ(6146)
工場投資の強さと、国内装置株への実際の波及を分けて確認
AMAT・LRCX前工程の成膜・エッチング等の製造装置
  • 東京エレクトロン(8035)
  • SCREENホールディングス(7735)
  • KOKUSAI ELECTRIC(6525)
装置株が複数社で同方向か。各社の製品構成は同一ではない
KLAC検査・計測・プロセス制御
  • レーザーテック(6920)
  • 東京精密(7729)
先端化に伴う検査・計測需要。製品の一対一対応ではない
TER半導体テスト装置
  • アドバンテスト(6857)
「装置―アドバンテスト―TER」は工程対応の一例で、半導体全体の一本道ではない
MUDRAM・HBM・NANDなどメモリ
  • キオクシアホールディングス(285A)
  • KOKUSAI ELECTRIC(6525)
  • アドバンテスト(6857)
MUのDRAM/HBMとキオクシアのNANDは分けて考える
ON車載・産業向けパワー半導体
  • ローム(6963)
  • 富士電機(6504)
  • 三菱電機(6503)
AIロジックとは別の需要・景気サイクルとして観察
設備投資・稼働の背景材料・ウェハー
  • 信越化学工業(4063)
  • SUMCO(3436)
  • 東京応化工業(4186)
  • レゾナック・ホールディングス(4004)
米国個別株との短期連動より、投資・稼働・在庫の背景確認
AI/HPC需要の広がり後工程・パッケージ基板
  • イビデン(4062)
  • TOWA(6315)
  • ディスコ(6146)
チップ需要が実装・パッケージ工程へ波及しているか

各社の事業は複数工程にまたがることがあります。ここでの対応は監視先を探すための分類で、株価連動を保証しません。AMATはDRAM・先端パッケージ向け装置も公表しています(公式発表)。KLAは検査・計測・プロセス制御を説明しています(公式資料)。

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最後|個別銘柄と当日の条件

監視銘柄を選び、値動きで判断する

米国市場の役割:どの国内銘柄群を優先して見るか決める。
日本市場の役割:実際に資金が入った工程・銘柄を確かめる。
売買判断:個別の前日高値、出来高、寄り後の値動きなど、あらかじめ決めた条件で行う。条件が揃わなければ監視だけで終える。